女性の社会進出

女性の社会進出事情を知る「日本国内の歴史と現状」

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日本人女性の社会進出の歴史と現状を知ろう

日本人女性の社会進出の歴史と現状を知ろう

日本における女性の社会進出の歴史と現状を紹介します。女性がどのように社会で活躍するようになったのか、または世界の女性の社会進出の現状などを知ることで、今後の日本女性の社会進出の展望が見えてくるかもしれません。

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専業主婦が当たり前だった時代

女性が社会に出て、男性と同じように働くことが求められる時代になりました。しかし歴史を振り返ると、女性は家事をして家を守るのが当然だという考え方が一般的な時代がありました。男が社会に出て仕事をし、女は家で家事をして子育てをするのが当たり前だという価値観があり、誰も疑問を抱いていませんでした。夫婦片働きが当たり前で、夫婦共働きすら珍しい時代です。
その価値観が第二次世界大戦後に変化を見せます。戦後の民主化政策により、女性の選挙権獲得、雇用機会均等法などが実現し、女性の社会的地位が向上します。さらに高度経済成長期を迎えると、女性の働き手の需要が増していきます。そして現在のように、女性が働くのが当たり前の時代を迎えます。

女性の社会進出が求められる理由

戦後女性の社会的地位が向上し、さらに働き手として女性の活躍が期待されるようになり、そしてその流れは現在まで続いています。それでもまだまだ男女の雇用格差には差があると言います。ある調査によると、男女の雇用格差が無くなれば、日本の労働人口は820万人以上増加して、GDPも15%アップすると言われています。特に日本国内の最大の問題になっている少子高齢化により、日本国内の働き手が大幅に減少する可能性があります。移民の受け入れという政策を取るかもしれませんが、それよりもまず女性のさらなる社会進出を期待する声が上がっています。

アベノミクス「女性が輝く日本」

第二次安倍政権は政策の目玉として「アベノミクス」を掲げています。その中に「女性が輝く日本」に向けた政策があります。内容を見ていきましょう。
まず2020年の25歳から44歳の女性就業率を73%にすること。3年間の育児休業期間を認めて、その後の職場復帰を政府が支援すること。2020年の第一子出産前後の女性の継続就業率を55%にすること。2020年の男性の育児休業所得率を13%にすること。指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%まで引き上げること。さらに2017年度までに40万人の待機児童の解消を減らすことなどです。女性の社会進出と少子化問題を同時に解決するよう、政府が全面的に支援をしていこうという政策です。

世界と比べると遅れています

アベノミクスが順調に推移すると、かなり女性の社会進出が進む気持ちがしますが、それでも世界各国と比較すると女性の社会進出は遅れています。女性の社会進出が遅れている大きな理由が、出産、育児後の社会復帰が難しいという日本固有の問題があります。女性の社会進出のネックになるのが、出産・育児と仕事の両立です。正社員として長時間労働をすることと、育児をしながら働くこととのバランスが取れていないためです。まだまだ育児は女性が中心となって行うものという日本の価値観が根強く残っているため、社会全体が育児中の女性が仕事をすることに対する理解が少ないのが原因です。今後は女性の社会進出が進むヨーロッパのように女性の社会進出が進み、出産後の社会復帰が容易な国を目指す必要があります。

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