社会で活躍したい女性へ
日本の女性の社会進出の現状、諸外国との違い、女性が活躍しやすい職種や環境などを紹介し、女性の社会進出をサポートするサイトです。お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
女性特有の質問を想定しておこう
女性の転職活動を成功させるための重要ポイントに面接対策があります。女性特有の質問に対し、どのような返答をするかで合否が決まることもあります。面接でどのような質問をされるか、その質問の意図は何か、どう答えれば良いかなどを紹介していきます。
長く勤務できるかという質問
企業が転職希望の女性を採用する時に、いちばん気になるのが「長く勤務できるか」という点です。結婚・出産・育児というライフイベントを迎えた時に、すぐに仕事を辞めてしまうのか、それとも仕事を続けてくれるのかを知りたいと思っています。せっかく採用して教育を受けてもらうなら、長く勤務してくれる女性を採用したいのが企業側の本音です。もちろん結婚や出産は計算通りいくわけではありませんが、面接の段階で「結婚をしたらすぐに仕事を辞める」と思っている女性は採用したくないと思っているのも事実です。
仕事を続けたいという意思を示しましょう
「結婚後も仕事を続けますか？」と、面接官が直球の質問をしてきた場合は「続けたいと思います」と答えるのが正解です。結婚などのライフイベントが来ても仕事を続ける意思を示すことで、採用側が安心するからです。ただし「5年後の自分はどのようになっていますか？」などと変化球の質問をして、転職希望者の真意を探る面接官もいます。「5年後は結婚をして専業主婦になっていたいです」などと答えると、採用が厳しくなります。結婚をする意思を示すのは良いですが「結婚生活と仕事を両立していたいです」などと、仕事を続けることを前提とした返答をすると良いでしょう。
職場でなじめるかという質問
転職希望者が女性の場合、採用担当者は「職場になじめるかどうか」も気にかけています。主婦からの再就職の場合は、大人数のスタッフと一緒に仕事をすることができるかどうかが、仕事を長く続けられるかどうかのポイントにもなるからです。特に女性中心の職場の場合は、人間関係が複雑なこともあります。人間関係を円滑に保てる人かどうかが採用のための重要ポイントになります。「職場になじめそうですか？」とストレートに聞かれたら、元気よく「コミュニケーション能力には自信があります」などと返答すれば大丈夫です。
コミュニケーション能力の高さをアピール
人間関係を上手に保ち職場になじめる人材かどうかを知るために、面接官は様々な角度から質問をして来るでしょう。「女性ばかりの環境についてどう思いますか？」「年下の上司をどう思いますか？」などの質問です。難しい職場環境や人間環境に対応できる人かどうかを知りたいという面接官の真意が透けて見える質問です。どのような環境でもコミュニケーションをしっかりとって、仕事をすることができることをアピールする返答にしましょう。子育て中のママ友との人間関係を楽しんでいた、その際に年下の女性の友達もたくさんできて楽しかった…という感じで、自分の経験を絡めてコミュニケーション能力の高さをアピールすると説得力が増すでしょう。
